大学2年、留学生のルームメイト、アナとの夏は忘れられない。彼女はメキシコ出身で、明るい笑顔が印象的だった。最初、英語での会話に緊張したが、アナの「間違っても笑わないよ」に救われた。
週末、彼女とスーパーに行き、納豆を食べさせた。「宇宙の味!」と叫ぶ姿に爆笑。逆に、彼女のタコスはスパイシーで絶品だった。文化の違いでぶつかることも。アナは夜遅くまで音楽をかけ、私は朝型でイライラした。
でも、話し合って「夜10時以降はヘッドホン」とルールを作った。ある日、就活で落ち込んだ私に、アナが「メキシコでは失敗は成長の種」と励ましてくれた。
その言葉で再挑戦し、内定を獲得。アナが帰国する日、空港で抱き合って泣いた。今、SNSで連絡を取り、彼女の結婚を祝福。アナとの夏は、違いを受け入れる大切さを教えてくれた。いつか、メキシコで彼女のタコスを食べたい。

